食べる日本一の野菜ソムリエが教える!旬の食材のおいしい食べ方【vol8】今月は冬の旬の果物「林檎」
2017年がスタートしたと思ったら、あっという間に2月ですね。 まだまだ寒さが続いていますが、店先には、春の野菜が並び始めています。 春の足音も小さいけど一歩ずつ近づいていますね。
連載8回目を迎える、旬の食材を使用した料理レシピ講座。 野菜ソムリエアワードで金賞を受賞し、日本一の野菜ソムリエとして活躍する吉田聡さんによる旬の野菜や果物を使った料理レシピをご紹介します。今月の旬の食材は、冬の旬の果物「林檎(りんご)」をご紹介します.
ヨーロッパには、「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」という慣用句があるほど、栄養価の高い果物です。 高い栄養価の反面、低カロリー(可食部100gあたり約54kcal)で腹もちが良いので、ダイエットにも効果が期待できます。 また、エチレンガスを多量に発生させるので、同じ箱の中に他の野菜や果物を入れると早く熟成させてしまいます。 ただし、例外的にジャガイモだけは別で、発芽を遅らせる効果があります。
品種は、ふじが有名ですが、紅玉やジョナゴールド、王林など様々な種類があります。 それぞれ食べ比べてみて、自分のお気に入りを見つけてみるの楽しいですよ。
◎リンゴの蜜って何? 芯の周りにできるいわゆる「蜜」は、糖アルコールのソルビトールが染み出たものです。 甘そうに見えますが、この部分自体は甘くありません。 しかし、完熟しているためリンゴ全体の糖度が高くなっています。 そのため、蜜入りのリンゴは甘いといわれているのです。
◎リンゴを買う時のポイント ①ヘタがピンッとしていて枯れていないもの ②なるべく下のほうまで赤くなっているもの
◎リンゴの保存方法 ひとつひとつペーパータオルでくるんで、冷暗所で保存してください。 1ヵ月くらいは常温保存可能です。
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